京都・伏見の結婚相談所
多くの人が「思想の相手に出会いたい」という思いで婚活に励んでいます。しかし、その「理想の相手」とはうまく付き合えるのか、理解し合えるのか、そもそも釣り合うのか。自分自身を理解できていないとそれさえも判断できませんね。自分がどのような人間で、何を求めて、何を与えられるのかを明確になっていないと、せっかくの出逢いも長続きしないかもしれません。自己分析は婚活の土台となる重要なプロセスです。婚活における時必要性とその具体的な方法について考えていきましょう
自分がどのような人間であるかを知らなければ、「相手に何求めるか」も「相手に何を提供できるか」も曖昧なまま。例えば以下のような状態。
✅「とにかく優しい人がいい」と漠然とした理想を持ってる
✅相手の要望に合わせすぎて自分らしさを失う
✅出会いがあっても「なんか違う」と感じ関係が進まない
これらの原因の多くは、自分の価値観や本音や理想が整理できていないことにあります。漠然とした理想や曖昧な将来像では具体的な目標にはなかなか近づけない典型的な例ですね。自己分析を通してじぶんの特徴や価値化を明確にすることで、理想の相手像がより具体的になり、将来に具体的なビジョンが生まれミスマッチを減らしていけるでしょう。
自己分析を行う際には、主に以下の3つの要素に注目すると効果的です。
①価値観・結婚観
結婚は人生の大きな転機であり、パートナーと長い結婚生活を共にするものです。そのため結婚における価値観が共鳴することはとても重要と考えます。
《自己分析の質問例》
✅自分が結婚に求めるものは?(安心感、経済的安定、家族の温かさ etc.)
✅どんな家庭を築きたいか?(子供の有無、居住地、お互いの家族との関係 etc.)
✅パートナーの条件で絶対に譲れないものは?
価値観がはっきりすると相手との相性を判断しやすくなります。あやふやなままだと闇雲に時間だけが過ぎてしまい実りある交際には発展しづらくなるでしょう。
②長所・短所・自分の魅力
自分の魅力って一体・・・。正直言って私自身も胸を張って言えるかどうかわかりません。ただ、それを分かっているかいないかでは雲泥の差。まずは自分の長所を知ること、探り出すことから始めてください。魅力が伝われば「一緒にいる価値」を感じてもらえる反面、魅力が明確でなければ伝えるのも難しいですから。
《自己分析の質問例》
✅家族や友人に対して意識して起こしている行動・発言の動機(ユーモア、親切心、責任感、正直 etc.)
✅周りからはどんな性格だと言われているか、またその内容をどう思うか(自己評価と他己評価のギャップを知る)
✅提供できるものは何か、できないものは何か(精神的支え、家事能力、経済力 etc.)
短所についても同じ内容の質問を繰り返してネガティブな答えを探り理解を深めましょう。「ピンチはチャンス」弱点は必ず強みに変えられます。そのことを知って正面から向き合いましょう。
③過去の恋愛経験
過去の恋愛における失敗や成功の要因を探ることで、①②が浮き彫りになる場合が多々あります。また、当時と現在の変化にも気づくこともできパートナーに求めるものが変化していたり、そのままだったり、理想像を現実的に具体化できることも期待できるでしょう。
《自己分析の質問例》
✅過去の恋愛でうまくいかなかった原因は何か?
✅長く続いた関係の中でうまくいった点とその要因とダメだった点とその原因は?
✅何故別れることになったのか?
当時の自分をありのままに顧みて、至らなかったことがあるなら素直に認め、感情的に振り返るのではなく、客観的に自分の行動・発言や相手の反応を分析することで、よりよい関係を築くヒントが見えてくるはずです。
①紙に書き出す
考えているだけでは要点が曖昧になりがちです。文字に起こして様々な要素をリスト化することで、効果的に志向が整理されパターンや傾向が見えやすくなります。
②他人の意見を聞く
他人の目は自分自身の盲点を驚くほどに突いてきます。他者からのフィードバックによって長所や短所が明らかになることが期待できます。遠慮なしに意見してくれる友人が良いですが、メンタルをやられないように注意が必要かも。
③性格診断ツールを活用
他社の意見の代わりに性格診断や心理テストを利用して内面を客観的に知るためのきっかけを見つけてみてはどうでしょう。自分が理解している通りに他人の目に映っているわけではないことを知り、新しい気づきや自信につながるヒントが湧いてくるかもしれません。
①プロフィー作成に活用
マッチングアプリや婚活アプリ、結婚相談所のプロフィールは活動の中での最初の自己PRの場です。伝えたい自分の長所、強み、魅力をわかりやすく最大限に伝えましょう。
②相手選びの基準を明確に
自分が大切にしている価値観を整理できたことで、相手に求める条件が明確になり、ミスマッチを防ぐことが可能になります。
③コミュニケーションの質向上につなげる
自分の得意なこと・苦手なことが把握できていれば、相手に素直に伝えやすくなります。自己開示が進むことで、あいても心を開きやすくなり、より良い関係を築きやすくなります。
婚活は「自分に合ったパートナー」を見つける活動です。しかし、相手にばかり目を向けていては本当に自分に合う人に出会うことは難しくなります。まずは自己分析を通じて「自分がどんな人間で、何を求め、何を提供できるのか」を明確にすることが、婚活成功への第一歩です。時間をかけて自己理解を深めることで、よりよいパートナーシップを築くことができるより良い相手との出会いの可能性を高めていきましょう。